あれから1年 被災地の復旧もまだですが原発の危機もまだ去っていません  福島第一原発4号機の危機 | 21世紀のケインジアンのブログ

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福島第一原発事故発生以来、アメリカ側が最も危険だと危惧していた4号機。最近明らかになった日本政府の対応でも、当初から4号機を最も危険だと警戒していることがわかった。何故かと言うと、高い放射能を出している使用済み核燃料約1300本が原子炉にも格納容器にも包まれず、壊れた建屋のプールの中に野ざらしのむき出しの状態で入っているからだ。

もしこれから大きな余震が起きての壁が崩壊するようになればプールの水が抜けてしまうので使用済みの燃料を冷やすことができなくなる。すると、どんどん更に溶けてしまい、使用済み燃料がおそらく全て溶けてしまう。
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が何の防壁もない野ざらしのところから外に噴き出してきてしまうという大変な事態が発生する。しかしながら、マスコミがその危険性を殆ど報道しないため多くの人たちは原発の危険は去ってしまったと思ってしまっている。下手に知らせるとパニックが起こると思っているのかもしれない。

しかしながら、下の京都大学の小出助教が語るように原発は依然として危機的な状況にある。余震で4号機が倒壊すれば菅前総理が言っていたように「東日本は終る」。首都圏を含めて約2500万人が避難をしなければならなくなる。このことがすぐに信じられないのは、4号機の現状と危険についてマスコミが報道しないため、危惧の念を抱いているのは政府・東電と専門家と海外の研究者ぐらいであるからだ。被災地の復旧もまだまだであるが原発の危機も去っておらず今そこにいるのだ。小出助教が示すような何年単位かかるという使用済み核燃料を使用済み燃料を巨大な容器に入れてそれをまた外に吊り上げるという作業は一日も早く行ってほしいし、4号機がある福島県の浜通り地区に大きな余震がくるたび心配させられるのは早く終らせてほしいものだ。もし4号機が倒壊すれば被災地の復旧の歩みも全て無に帰してしまう。この問題に関してマスコミは上げるべき声を上げなければならない。

京都大学原子炉実験所 小出裕章助教が語る4号機の現状

http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U&feature=youtu.be




4号機燃料プールが崩壊すれば日本の終わりを意味する (ZDF)
http://www.youtube.com/watch?v=UtqF4PHPPlg&NR=1&feature=endscreen


もう見ていただいて分かるようにここにプールがあってその底に使用済み燃料がたくさん溜まっている。
もしこれから大きな余震でも起きてここの壁が崩壊するようになればプールの水が抜けてしまいますので使用済みの燃料を冷やすことができなくなる。
そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います。
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう。
<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して>
<横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>
ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強い。
オペレーションフロアの上に巨大なクレーンのようなものが見えます。
これがクレーンで実は巨大な容器を吊り上げたり吊り降ろしたりするためのクレーンなんですがもうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますからもうこのクレーンすらが使えない。
やらなければいけないことはたくさんあってまずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている瓦礫などをどけなければいけない。
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように何らかのクレーンのようなものを現場で動かせるようにしなければいけない。
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうからその準備をするそして沈めてもうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料を巨大な容器に入れてそれをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない。
ただそういうことを全部やろうとするとたぶん何年という単位が必要になるだろうと思います。
<その何年という間に建物を壊すような地震が来たら>
おしまいです