私の夢の一つは「生きている間に日本馬が凱旋門賞を勝つのを見ること」である。これが、どのくらい難しいかというと、「生きている間に日本男子サッカーがW杯優勝」と同じくらいではないかと思う。
これまで90回の歴史を誇る世界最高峰のレースであるが、未だ欧州調教馬以外の優勝はない。欧州調教馬以外では日本の2頭(エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ)とNZの1頭が2着に来たことがあるのみである。競馬の本場であるヨーロッパの威信にかけても、この凱旋門賞だけは、そのが牙城を守りたいのである。サッカーの男子W杯で欧州と南米以外の国が優勝していないように。
今回のオルフェーヴルが期待できると思うのは、これまでに例がない3歳秋の時点での「凱旋門賞挑戦」表明である。こんなに早い時点はかつてない。海外のレースは日本に比べて賞金が格段に安い上に、勝てる可能性も国内に比べるとかなり低くなるので、4歳は賞金の高い日本で稼いでから、凱旋門賞挑戦はその後で考える馬が普通だからである。そこに本気度が伺えるのだ。凱旋門賞は池江泰寿調教師にとっては、父の管理馬ディープインパクトでの挑戦に同行した夢のレースであり、池添謙一騎手は10年ほど前、自費でフランス競馬に武者修行に行った地である。是非、「生きている間に日本馬がパリ・ロンシャン競馬場での凱旋門賞を勝つのを見ること」という夢を私に見せてほしいものである。まだ、早いが来年の10月の第一日曜日を楽しみにしよう。
武豊TV - あのディープインパクト凱旋門賞挑戦(3着入線、その後失格)http://www.youtube.com/watch?v=2T52U0HhC-c
【菊花賞】オルフェ圧巻3冠「来年凱旋門賞」第72回菊花賞(23日、京都11R、GI、3歳牡牝オープン国際(指)、馬齢、芝・外3000メートル、1着本賞金1億1200万円 =出走18頭)今春の皐月賞&ダービー馬オルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)が、2周目4コーナー先頭から独走。2005年ディープインパクト以来、6年ぶり史上7頭目の3歳牡馬クラシック3冠馬に輝いた。勝ちタイム3分2秒8(良)はレコードに0秒1差。史上最年少の3冠馬ジョッキーとなった池添謙一騎手(32)=栗東・フリー=は「夢が広がる走り。オルフェーヴルに乗れたことを誇りに思う」と胸を張った。陣営は来年、フランスの凱旋門賞への挑戦を明言。4日に死亡した1984年3冠馬シンボリルドルフと入れ替われるように誕生したスターは、今度は世界のNo.1を目指す。