野田総理はなぜこの時期に米国研究製薬工業協会会長と会食したのだろうか | 21世紀のケインジアンのブログ

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どの新聞にも必ず首相の前日の動向が載っている。10秒程度で読めるものであるが、私は必ずこの欄を見る。一国の最高責任者がどこで、誰と会っているのかはとても貴重な情報である。その時には、わからなくても後になって、「そうそうそういえばあの時・・・」と思うことは少なくない。



そういう観点から見ると、最近の野田総理の怪しい行動として、10月20日の米国研究製薬工業協会のクリストファー・ビーバッハー会長との「なだ万」でのランチがある。


 TPPが激しい議論になっているこの時期に総理が、なぜわざわざ米国研究製薬工業協会の会長と会食しなければならないのか。この時、「日本の菊も見頃になりましたね」なんて呑気なことが話し合われた筈がないことは子供でもわかる。深く勘ぐらなくてもクリストファー・ビーバッハー会長が「アメリカの薬品を未承認のものを含めて日本でドンドン使えるようになるように日本で混合診療を全面解禁してください」と依頼し、どじょうはTPPに加入してそうなるようにします」といった話をしたのではないかと容易に想像できる。さらに、同席した輿石幹事長は民主党の陳情対応の責任者である。日本がTPPの交渉参加を表明しようとしているAPECまであとひと月というこの見え見えのタイミングでこのような会食をするとは実に芸がない。




 今後の海外の未承認の薬品、そして混合医療の扱いについての動きには十分注視が必要だ。

首相動静―10月20日

 【午前】8時32分、官邸。34分、川端総務相、藤村官房長官、後藤内閣府副大臣、斎藤官房副長官。9時1分、地域主権戦略会議。52分、国と地方の協議の場。10時、時事通信社の安達功編集局長ら。25分、安住財務相、財務省の古谷主税局長(増税の相談)。11時24分、皇居。仁実夫人とともに皇后陛下誕生日祝賀に出席(こういうのにも総理夫妻で参加するんですね)。

 【午後】0時14分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ。日本料理店「なだ万」で民主党の輿石幹事長、米国研究製薬工業協会のクリストファー・ビーバッハー会長と会食。1時25分、東京・隼町のホテル「グランドアーク半蔵門」。全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭であいさつ、献花。2時、官邸。24分、国会。28分、古川国家戦略相。32分、衆院本会議。41分、官邸。3時2分、食と農林漁業の再生実現会議。59分、奥田国交副大臣。4時2分、手塚首相補佐官。53分、文科省の清水事務次官、森口文部科学審議官、藤木研究開発局長。5時36分、蓮舫行政刷新相。5時55分、行政刷新会議。6時36分、手塚補佐官。54分、手塚氏出る。8時28分、東京・神南のNHK。9時、報道番組に出演(鋭い質問が出たものの、野田のユルイ回答に全く突っ込まなかったため、とてもツマラナカッタ。もし、勇気があるのなら古舘の報道ステーションに出てほしい)。10時17分、公邸。