「皇帝」シンボリルドルフ死す…初の無敗クラシック3冠馬 | 21世紀のケインジアンのブログ

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 「皇帝」シンボリルドルフが逝った。30歳というから人間にたとえると120歳、大往生である。


 サラブレッドファンの私は名馬が死ぬと「ああ・・・」と思うのだが、一般紙やテレビのニュースで報じられることはない。シンボリルドルフの場合はNHK始めテレビニュースそして一般紙でも大きく報道されている。しかも、スポーツ欄ではないく、社会面で取り上げられている。ということは、現役時代のルドルフの活躍はスポーツの枠を超えた社会現象だったと言うことだろう。現役時代のルドルフはあまりにも強すぎて見ていてあまりおもしろみはなかった。レースでも前寄りにさっとつけて、直線あぶなげなく抜け出して勝つという横綱相撲ばかりだった。本当に相撲で言えば北の湖のような存在だった。同じ三冠馬のミスターシービーやディープインパクトのように見ていてハラハラドキドキさせてくれることは決してなかった。「絶対はない」はずの競馬に「絶対はある」と思わせてくれた唯一のサラブレッドファンである。



 それにしても、不思議なのは、名馬が逝った時、NHKなどのテレビニュースや一般紙が取り上げるかどうかという基準はどうなっているのかと言うことである。私なりに取り上げる価値があると思う名馬でも殆どの場合、スポーツ新聞以外報道されないからだ。そこで、過去の例を振り返って見ると、どうやら「三冠馬+社会的に話題になった馬」のようだ。但し、この基準には問題もある「社会的に話題になった馬」というのは主観が入るので曖昧だ。ハイセイコーやオグリキャップは三冠馬でなてもく報道されたが、他にも報道されるべき名馬がいるように思う。そして、同じ三冠馬でも牝馬(メス)の三冠馬は報道されない。これも、どうかと思う。男女格差ではないか。メディアで取り上げるべき名馬に値するかどうか私に聞いてくれれば、詳しい理由をつけて回答してあげるのだが。ともあれ、ありがとうシンボリルドルフ。ゆっくり休んでください。



(シンボリルドルフ-私のベストレース G2日経賞 直線で岡部騎手が手綱を持ったままなのに2番手以下をドンドン引き離していく。後にも先にも見たことがない冗談のように凄いレースでした)

http://www.youtube.com/watch?v=9ORpFJQh4KA



日本中央競馬会(JRA)は4日、史上初めて無敗でクラシック3冠を制するなどG17勝を挙げ、「皇帝」の愛称でファンに親しまれたシンボリルドルフが、余生を送っていた千葉県成田市のシンボリ牧場で同日死んだと発表した。30歳の高齢で、この2、3日は体調を崩していたという。

 83年7月のデビュー以来、無敗のまま84年の皐月賞、日本ダービー、菊花賞に勝ち、史上4頭目の3冠馬となった。さらに、84、85年の有馬記念を連覇、85年の天皇賞・春、ジャパンカップを制した。好位置から確実に抜け出す、他を寄せ付けない強さから、「皇帝」と呼ばれた。総獲得賞金は約6億8482万円。

 86年3月の米国遠征を最後に、通算16戦13勝で引退。種牡馬としては、91年の皐月賞、日本ダービーなどG14勝を挙げたトウカイテイオーが代表産駒となった。04年限りで種牡馬を引退後、功労馬としてシンボリ牧場で生活していた。

 シンボリルドルフの全レースに騎乗した元JRA騎手の岡部幸雄さん(62)は「自分の人生の一部とも言える馬でした。ゆっくり休んでくださいと言いたい」とコメントした。【藤倉聡子】

毎日新聞 2011年10月4日 13時48分(最終更新 10月4日 23時08分)