菅総理がなかなか辞めないのはなぜか。
「そうかなあ。これまで首相がいともあっさり、簡単に辞めちゃった方が不思議ですよ。日本は、男の引き際だとか、男の美学だとかってすごく好きでしょ。江戸時代の切腹がそう。よくない」。
影の指南役とも言われる夫人がこれでは簡単にやめられないのもうなずける。
そして、
「うーん、やっぱり、おカネの力でものごとを動かそうとする人が強いのよねえ。あのDNAをわが民主党に残されちゃかなわん。菅さんは違う。震災の復旧・復興はほかの人でもできるけど、“政治とカネ”の封じ込めだけは菅さんじゃなきゃできないって、誰かが言ってた。それにしても、永田町の男って政局で元気になるのね。ねたみと、そねみが渦巻いて」
伸子夫人はこれで二つのことが言いたいのではないか。
一つは反小沢のトドメを刺したいと思っていること。
もう一つは、これから復興予算が15~20兆円動き出そうという時、野党となって利権の旨みから遠ざかっている自民党も復興限定で民主党と連携して、利権を漁りたいが、その時、利権に疎い菅さんが総理だと何をするかわからないので、復興予算が動き出す前のこのタイミングでみんなでよってたかって総理の座から引きずり下ろそうとしていることを動機が不純だと批判していることを批判している。そのことをマスコミが表立って書かないので、こういう形で言っているのだろう。
私も菅さんでは駄目だと思っているが、こういう不純な動機の菅おろしはどうも感心しない。菅さんの次に誰がどのような体制で何をするのか明らかにしてから動くべきではないか。いずれにしても、政治家の復興予算の利権漁りの動きには国民の監視が必要だ。