読者からの質問にお答えして。その1 ドル崩壊の日は?など・・・・・ | 21世紀のケインジアンのブログ

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以前、[ポンドが大暴落! 大英帝国崩壊か!?]というタイトルで書いたところ、読者の方から、二つの質問がありましたので今回は、まず、一つ目の質問について考えて見たいと思います。


質問1 ポンドはともかく、ドル崩壊の日は?


回答1


 いつ崩壊するかは神のみぞ、知るでしょうが。天文学的な量のドルを刷りまくり、結果的に、アメリカの巨大な対外的な借金を棒引きする効果をもたらすドルの崩壊は、もはや避けられません。私としては、今年の年末あたりから、リーマンショックを上回るような金融・経済危機が発生し、おそらく、2012年あたりを底として世界経済も恐慌状態に突入していくものと思います。ドルが崩壊するとしたら、その過程で発生し、1ドルは60円程度を目指して行くものと考えています。


なぜか、日本のメディアでは、この部分が報道されていませんが、さる、224日、アメリカのバーナンキFRB議長が米議会で次のような爆弾発言をしていることに注目する必要があるでしょう。


「財政赤字の急増によって、米国は間もなく、ギリシャが陥ったような財政危機(米国債の暴落)に見舞われるかもしれない。それは、10年後に起きるかもしれないことではなく、今既にマーケットで悪影響が出ている。米国債が信用を失って金利が高騰する事態は、今日にでも起こりうる。米国債が売れなくなって金利が高騰しても、FRBがドルを増刷して国債を買い支えることは、インフレの悪化を招くので、行わない。議会が、財政赤字を減らす努力をして財政破綻を防いでほしい。」


まさに、FRB議長としては、大変な爆弾発言であり、米国債の暴落=ドル暴落が、そう遠くないものであることを、感じざるをえないと思います。

また、格付け機関が米国債の格下げの可能性を示唆するなど、不気味さは増すばかりです。


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