「死ねないから みんな生きてるんだ。
死ねるやつは自殺してる。
死ねないからみんな人間は、生き甲斐なんてものを探すんだ」 立川談志



談志は、人間にはもともと生き甲斐なんて、いや動物には生き甲斐なんてものは、もともとあるもんじゃない、と言う。



むしろ、




生き甲斐なんて、少ない方がいいんだ。



とまで、言い切るのだ。


生き甲斐なんて、動物である人間が何とか自分の人生を無駄ではなかった、充実したものにしたい、懸命に探してるだけなんだと。



いいじゃねぇか、生き甲斐なんて無くったって幸せだったらこんな最高なこたぁないだろ!と叱られそうだ。


そうやって小理屈ひねり回して「生き甲斐」なんてものを、さも崇高なもののように口に出してる自分をよく見てみろ、馬鹿野郎!


と言いそうだ。



談志は言う。



「割り箸を見つめながら一日過ごせたら

こんな楽なこたぁ   ないよ」

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