昨日は私の母親の
お誕生日会でした。
両親がともに元気で
仲良く迎えられた
ありがたい日であります。
私はいそいそと
レストランに向かいました。
ふと、
母は何歳になったんだろうか
と、そんなことも知らずに
昭和何年の生まれかは知ってるので
西暦に置き換えればわかることだけど
まぁ、いいか、と。
私は家族の中で
母親の誕生日だけがどうしても
覚えられずに
いまでもなんですが
ろくに彼女にお祝いをしてあげたことがなかったのです。
申し訳ないことをしました。
本当は今日が誕生日なのですが
たまたま私の長男
つまりは孫が福山に帰ってきてる
こともあって、一日早く
一緒に祝うことができました。
この歳までみんなと元気で
こられたことが嬉しい。
それがこの誕生日だと
母親ははにかんで
僕たちに伝えました。
ぼくたちは
ワインを2本も空けました。
昔だったらそんなの
もったいないの
家で飲めばいいの
と言ってた些細なことが
そんな言葉を口にすることが
もったいない歳になりました。
デザートの時に
お店の方が写真を撮ってくださって
すぐにカバーを付けてプレゼントしてくださいました。
それを受け取った私は
すぐにペンを取り出して
いつまでも元気でいてください。
と、はじめて
本当にはじめて感謝の言葉を
直接に母親に書くことができました。
もう、目の前にいるのが
元気で居るのが
当たり前の母親では
ないことを実感しながらです。
そして
ペンを彼女の孫に渡し
それから皆が
次々に黙ってメッセージを
書き入れていきました。
八十を昔に越えた父親は
こうやって二人元気で
いることがどれだけ素晴らしいことか
という意味のメッセージを
黙って書いて母親に渡しました。
みんなの心が
小さく震えていました。
わたしはその時に何を母親への
プレゼントにしようかどうしようか
迷いましたが
モノや花を欲しがる歳でもなく
手ぶらで行くつもりでしたが
ふと思いついて
蕎麦を打つことにし
打った蕎麦を初めて
母親に食べてもらうことにしました。
生憎と形はそこそこでしたが
味はどこにも負けない
日本一の蕎麦を食べてもらうことが
できました。
出来るならば
今度は打ち立ての蕎麦を
二人に食べてもらいたい
しかし
最高の想いの
そんな
日本一の蕎麦です。



