いやはや、
「蕎麦を打つ」などと
簡単に言うものではない(笑)
蕎麦打ちを習おうと
発作的に決めたのだ。
心ウキウキで、もう開始時刻が
待てない(笑)
30分前に駐車場に着き、
15分前に行ったけど誰もいない。
次の方が現れたのも開始時刻の3分前というスロータイム。
そうなのだ、
もっと肩の力を抜いた人が
蕎麦を打つのだ(笑)
まず、先生がお手本を示す。
1gの狂いのないそば粉とお水。
先生がひとつ一つの作業を
細かくこまかく説明しながら
淡々と進めて行かれるのだ。
私は一言もらさず聞き留めおこうと
必死の眼差しである。
僕以外の「生徒さん」(元市長さんもおられる(・_・;)は
それなりに年月を過ごしているので
口許に穏やかな微笑みをたずさえながら目もとにも余裕がある。
これは実は、
僕に対する微笑みであったのだ(笑)
チミ、チミ。
これから大変な悩みとともに蕎麦人生との格闘が始まるんだかんね。
いまのうちだよ、
逃げ出すのは。
覚悟ないならオカーちゃんに膝枕でもしてもらうためにとっととお帰んなさいよ。
などと言う
大人の余裕と
人生の追随者に対する温かくも厳しい眼差しであったとぼくが気づくのはしばらく後のことである。
そんなことは気にせぬかのごとく、
師匠はぼくに向かって本当に一生懸命に説明をしてくださりながら手を進める。
そして、見事な蕎麦が出来上がる。
お見事というしかございません。
このあと、
各自がそば粉を水にまわしながら
各人の蕎麦を打っていくのである………
あるのだが…………
もうそれまでの師匠の説明が
頭の中でぐちゃぐちゃになり(笑)
やり方のコツを隣でなんども言われるのだが、わかっちゃいるけどできないし(笑)
もう終盤になる前に
他の「生徒」の皆さんは既に
またたく終了されて、腕組みして時間を過ごされたり、どんどん片ずけに入ってらっしゃる。
その奥で僕は師匠の叱責を受けながら
蕎麦を延ばす。
麺棒にも二種類あるではないか。
延ばす棒と
巻く棒。
もう、生地が均一にならないわ、
焦って破れるわ(笑)
ナニガナンダカ分からないのである。
とにかく、
皆様方に温かく見守られながら?
ともかく僕が師匠の邪魔をした蕎麦が出来上がったのだ。
太さもまちまちに
想いもボロボロに
蕎麦打ち格闘人生は
始まったのだ。
最後に師匠はの打った蕎麦を
みなさんでツルツルといただきながら
本日を振り返る。
最後の最後にいただいた蕎麦湯の
なんともホロホロとありがたいことよ。
なんともありがたい
一杯の蕎麦湯に
私の命はつながれたのだ。
大袈裟な(笑)




