ゆうべはまた遅くまで
遊庵ひで、こと
松井秀哉禅師見習い(通称ひで)と
グイグイと言っておりました。
この二人が語り出すと燃え上がる。
いつもいつもひでさんの終電時間の11時を過ぎるもんだから
「きょーは、なにがなんでも10時だかんねー、わかったかー三村禅師」
「のぞむところだー、ひでさーん。
オーレはこのところ遅いから早く帰るぞー」
と雄叫びとガッツポーズで
なじみの居酒屋に向かったのでありました。
ひでさんは
毎回食事に行くたびに
気の利いた本を一冊手に携えてくる。
これをゆるりと読みなはれ、と。
今回は
「そば打ちの哲学」と
「手打ちそばのつくりかたDVD」(笑)
つねづね
「そろそろワシらともなると(笑)
ひとつ蕎麦をなるものを打たねば
なりませんのぉ。
蕎麦を打ちて
自ら焼いた皿で味わい
遊書にて掛け軸などおろし
そして、
窯で焼いた一輪挿しに
ススキの一本でもなびかせて
蕎麦をすする。
おーおぉ、
酒が切れましたか。
これはこれは
パンッ、パンッ!
おーい、誰か
酒が切れましたぞ。
酒の追加を持ってらっしゃい。
ズルズルズル(蕎麦)
などと言う
中年男の夢浪漫を
語るうちに夜も更け
ひで禅師はまたもや終電を逃し
三村禅師、
もう一軒行きますかぁ。
と、
長い付き合いで初めて
ワシを二次会に誘う夜であった。

