ここにあなたもご存知の、あまりに有名な絵があります。
題名は、
「妻とわたしの義母」
というものです。
なんどもなんども見たことのある絵です。
で、
若い女性とおばあさんと、どちらに見えるでしょうか、という話ですね。
これは単なるだまし絵の傑作ということではないんです。
で、
どちらにも見えるのが正解、
という話で終わりますが、これは心理学では大きな意味を持つ絵なのです。
脳は一度に二つを認識できないんです。
実は、私たちは若い女性と老婆を同時に見ることはできないのです。
これは人間の思考と同じ現象なんですね。違う角度から同時に感情を持つことはできないのです。
「あたりまえ」と思ってる感情は、実はある意味思い込んでる」感情なんです。
この絵がいい例です。
思い込みも、同時に二つは出来ないんです。
私たちはいままでのやり方に縛られていることに気づきません。
「ずっとやってきて、いままで気づかなかったんだから、別の方法があるなら、早くに気づいていたはずだろう」
と思いがちですが、違うそうです。
反射的に一つを選び、
他の選択肢を閉ざしてしまうことが多いのだそうです。
もったいない、
と思えばもったいない話ですな。

