ワシはなんでこんな人格に形成されたのか、自分でも感心に絶えない。いやこの場合は「寒心」という単語が適切やもしれない。
それぐらいの人間だから、あまり「教師」というものを尊敬とかしたことがなかった。職業ぐらいにしか思わなかったのだ。
はがき道・坂田道信さんから「森信三」先生のお名前を聞いたのは、もう30歳も過ぎての頃だったかもしれん。
その森先生の言葉ではっとした言葉がある。ある日、突然のことだ。
「人間のあらゆる行為の中で 一番美しいことのひとつは ”人を生かす”行為である 教職があらゆる職業以上に”聖域”と呼ばれるのは
それが人を生かす行為だからである」
振り返ってみれば、ワシには愛情たっぷりの先生が何人かいらっしゃった。
小学生の時から人一倍、手のかかったワシには特に目を掛けてくださった。
今はそんな教師も少ないと聞く。
でも、これは社員とその家族を預かる社長としても同じ責任がある。
逃げる社員を生かさず殺さず、安い給料さえ払っていては、その人のせっかくの人生がワシの会社でつまらないと思う環境のままで終わっていくのだ。
その覚悟やワシにありや、否や。
「人を生かす」行為の会社でありたい。
今年も小学校の同窓会の案内が来た。
年ごとにきっちりと幹事さんが開催をしてくれる。
それはそれは、厳しい学校であった。
転校で3年生までしかその小学校には行ってない。
ほとんどの友だちが「みむら君は退学させられた。」と本気で思っていたと真顔で年輪を重ねたおばさんが言うのである。愚か者めが。
私立で学年が2クラスしかなかったので、おぼろげな記憶で当時の仲間をたどりながらいつもビールを飲んでいる。
35年経っても、まだ続く同窓会。
恩師も引き続き顔をだしてくださる。
昨年、恐らく教職生活で最大の試練を味わった先生の顔が浮かぶ。
「みむらクンが来ると、先生もいい話し相手になってくれて喜ぶから必ず来てね」とうまいことを言って、小学3年までのワシをみんなが大歓迎をしてくれる。
参加者のうち男子が毎回わずか4~5人という、超アマゾネス状態の同窓会。
今年も、おばはんパワーが炸裂するのである。
ワシひとり孤軍奮闘の夏なのか。
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