やはや読んで驚いた。

 いまやワシらがスーパーで飲む牛乳は大変なことになっておるし、

生産酪農家も大変な危機に陥っているのだぞ。

 あっと言う間に、3時間もかからずに読んだ。       

黒い牛乳     中洞正著 幻冬舎MC       740円税別

こからこの牛乳品質の危機が始まったのか。 最近になってあちこちで暴露される、戦後のアメリカの占領国指導に後戻りをせねばならんのだろう。  

領国であったアメリカは、将来の市場創出を目論んでパンとミルクの援助を日本に行ったと言われている。そしてその政策は(恐らく占領国が考えていた以上の成果で)、日本人にパンとミルクを消費させる世界有数の国へと発展したのだ。

 アメリカの穀物を消費してくれる世界有数の国になったのだ。

 在の日本の酪農の形態もまた、同様のアメリカの穀物戦略に見事にはまってしまっているのだから、頭を抱えてしまう。  

特に、アメリカのトウモロコシの世界戦略である。

 後、日本の酪農はアメリカのトウモロコシ消費戦略に組み込まれ、、現在では日本はアメリカから飼料用として年間1000万トン近い輸入を行っている。これは他の飼料より群を抜いている。それも国が大義名分を変えて、補助を出しているのだから罪深い。  

のために、日本の酪農家はどうなってしまったのか。日本人の飲む牛乳はどうしてわざわざ「美味しくない」牛乳を飲まざるを得ないのか。

 すべては、アメリカ~日本~JAの長年の政策によるのだ。  

 

して、いまや日本の酪農家はアメリカからのトウモロコシを主原料とする飼料が、バイオによる投機的な戦略によりご存知のように高騰したあおりを受けて、非常に逼迫しているという。  

何よりも、ワシらは「ひどい牛乳を飲まされている」真実を知らねばならぬのだ。  

1987年農水省は、乳脂肪分3.5%以上でなければ、生産酪農家に半分の買い取り価格しか出さないと規定したのだ。そして、日本人はいつしか「濃い牛乳こそが美味しいのだ」という幻想とともに輸入飼料重視の乳牛飼育につながっていく。

 むむむ。

 どうりで外国で飲む牛乳より、国内で飲む牛乳が「わかりやすく」美味しくないはずなのであるぞ。  

なぜか。  

それは、「明日のココロだぁぁぁぁぁ」










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