ワシにとっても記憶に残る、衝撃的な、「ワシの伝説」となる一枚であった。  

もう27~28年前の大学時代に、同じ大学に6年も通ったちょいアホの元祖・ナカムラヨシヒサという、ハチャメチャだが、感性の優れたおバカがいた。  

こいつの伝説は数知れず。

 一冊の本ができる。  

そいつとはジャズ大好きで気があっていた。  

そいつが「大変だ、大変だ」とある日、部室にバカ顔をのぞかせた。

 よく聞いてみると「ものすごいジャズのレコードに出会ってしまった」と実に真面目なバカ顔で云うのだ。  

そして、ノートに(授業はろくに受けていないので真っ白だ)、きったない絵を描き始めた。    

どうやら人間が二人椅子に座っているジャケット絵らしいことが、説明を聞いてやっと分かった。  

「早く買いに行け」とワシにさとすのだ。  

珍しくワシは言うとおりにして買った。  

めちゃくちゃ、本当にひっくり返るぐらいに感動した。  

ワシの「音楽」というものの認識が一気に崩れ去った。音楽を甘くみておった。

 先日、そんなCDに本当に久しぶりに出会った。  

バンコクのCDショップで。  

早速、ホテルでCD機械を借りて、部屋中の空気を追い出すぐらいにボリュームを上げてみる。  

エラがとうとうと心から歌い上げる。サッチモが泣くようにラッパを吹く。  

泣いた、泣いた。  

音楽を聴いて涙したのは何年ぶりだろうか。  

よくぞまた聴けたという感動と、学生時代のナカムラのバカ顔が思い浮かんで泣けた。  

バカが持つべきものは、やっぱりバカな友だちだなぁ。  

  [ELLA & LOUIS ]  秋の夜更けに聴いてはいかんぞ。  

泣いてしまうから。  

(登場人物はプライバシーを守るために、間違いなく実名です。)  










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