スリランカへ行って来た、と言う話をこれからしばらくは面倒くさいぐらいに書いていくと思う。  

ワシにとっては、仕事においても、そして、人生を考える上でも、とてもインパクトの強い出張になったことは間違いない。  

大都会のコロンボは例外とすれば、それ以外のほとんどの都市は、とてつもなく「昔のまま」なのである。  

まだ裸足の人や子どももたくさん見かけるし、電気さえまともに通っていない家も多いのだ。  

そしてワシがビックリしたのは、日本語の名前を書いたままの車が走っていることだ。なんと素晴らしいワンダフル中古車なのか。  

まず一発目にお目に掛かったのは、「有限会社 寺田梅香軒」。  

その車が、スリランカの山道を一生懸命に走っておるではないか。  

どうした、寺田梅香軒。

次にとんでもない田舎道で出逢ったのは、信州は長野県の駒ヶ根の温泉旅館みたいな名前のバス。  

ワシが「ウワハハハ」と笑いに絶えない顔をして、近づいて写真を撮ろうとしたら、そこにいたスリランカ人が、「なんだ、なんだ、この男は」と近寄ってきた。  

「この日本語はなんて書いているのであるのか」  

「ようわからんが、日本の旅館の名前だ」  

と言った日本とスリランカのちょいアホ親善大使の幕開けとなったのだ。  なにやら恥ずかしいような誇らしいような、非常に難しい精神状態になるのであった。

そうして、「いやはや、参りましたな、ウワハハッハ」と言いながらある場所に行くと、今度はガソリンスタンドにまたまた、バカ日本車が止まっておるではないか。  

今度は、「群馬県高崎市下大類町」と書いてある。なんと大胆なバス。  

なんとも赤がきれいなバスにスリランカの人たちが晴れがましく乗っておるではないか。  

ワシがカメラをバシャバシャと撮っているので、向こうが目を白黒させておる。

 帰ってから下大類町をネットで調べてみると、こんなデータが出てきた。

高崎市下大類町の基本情報
総人口1,101人世帯数377世帯
15歳未満人口158人65歳以上人口271人
男人口544人女人口557人

 しかし、寺田梅香軒はヒットせず。  

気になって気になって仕方がないのだ。  

どちらかあなたのお近くに寺田梅香軒さんは、おられないだろうか。  

と気になる三村時計店だったのだ。 










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