「人間は考えるアホである。」  

これがこの本の帯なのだ。    

ご存知、養老孟司の大ベストセラー「バカの壁」の向こうを張ったこの本にはワシも思わず飛びついた。  

養老氏の著作のようにバカな人間に立ちはだかる無意識の壁などという難しい話ではない。  

実は周りにいる馬鹿者、いや、それはワシ自身かも知れんアホに、この本はある意味厳しいようで温かくもある。  

たとえば、真面目な話の途中に「なんで今ごろそんな関係ない話をるするの」という「つまらない話」をするおバカがいる。  

周りの人は心の中で「えっ、それがどうしたの」という戸惑いを隠せないのだが、実は言った本人も「やっぱり空気にそぐわない」と思ったりするが、あとのフェスティバル。  

本人は話をしている内容にそぐわないのはよくよく分っているのだが、途中から「言いたくてたまらない。言ってもいいだろうか。いいや、なんとかなるのではないか」とついつい言ってしまうのだ。  

で、「心の中でひんしゅく」を買ってしまうのだ。  

話の流れにはなんの関係もない、けどココロが負けてしまう。  

「言ってはだめだ、言ってはだめだ。  

 いや言いたくてたまない。言いたくてたまらない。」になってくる。  

誰もが許してくれる、ような氣(錯覚)がしてくるのだ。  

まったくワシではないか(笑)。  

などとこの本では書いてあって、毎日そうやってひんしゅくを買っているワシには可笑しくてたまらんぐらいに人間のアホさがよく分るのだ。この内容の続きは後日またご紹介しよう。  

 いいや、私は違うから、とお思いの貴殿よ。  

そのほかにも自分で気づかぬ「アホとは」が満載の本なのだよ。  しかし、みむらどの。  

アホにつける薬はなしよのぉ。            

アホの壁               

筒井康隆著                 

 新潮新書      

 ナントカと煙は高いところに登りたがるというが、案外当たっておるかも知れぬ。(スリランカ朝7時)










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