「暗号名PODAM= 正力松太郎」。  

正力松太郎とはいわずと知れた讀賣新聞グループ、日本テレビ、報知新聞、そして讀賣ジャイアンツの創始者である。  

2005年、著者の有馬哲夫氏はそれまで4年にわたっての研究目的であった「正力の日本へのテレビ導入に米国はどのように関わっていたのか」というテーマに決定的な証拠をつかんだのだそうだ。  

それは、474ページに及ぶ「CIA正力ファイル」。それは、CIAが極秘に正力を支援する作戦の全貌が記録されていたのだ。  

実は、戦後のアメリカCIAはある壮大な目的を背景に、正力=讀賣にテレビ導入の権利を持たせるために動いていたのだ。  

なんともワシが嬉しくてひっくり返りそうなタイトルではないか。  

アメリカは、日本本土から沖縄を経て韓国・台湾、フィリピンに至るまでのルートに、電波を管理、コントロールすることで軍事的にも政治的にも大きく統制力を果たそうとしていたのだ。  

おいおい、だ。  そして、吉田茂、佐藤栄作、白州次郎などを巻き込んだ政治的な陰謀が渦巻くのだ。  

戦後の占領から今現在に至るまでアメリカの戦略が日本の決断に大きな影響と関与がなされているのは、知る人ぞ知る事実となっているよな。その根幹は新聞と放送電波のコントロールすること。そして、それはいまだに続いてると言われてるのよ。  

ワシントンDCの郊外の国立公文書図書館にあったファイルにそれらの事実(日本テレビ)への関与がしっかりと残っておるんだからビックリするよ~。  

なんで「日本テレビ放送網」って言うのかっちゅうことよ。  

ワシはてっきりキー局と地方局のことかと思っておったら違ったのよ。  

さっき書いた、アジアに伸びる放送電波のコントロールが目的の「放送網」っちゅうことだったことがわかったのだ。  

しかし、しかし。  

この著者のおっちゃんは大学の先生だからかどうか、資料忠実に、それも堅苦しく書き綴るから、コーフンしながら読めないのだ。書いてあることはコーフンに値することかもしれないのに、学者の論文そのものの匂いがぷんぷんして、実にコーフンしない。  

残念無念。  

宝飾業界のCIA(ちょいアホ)メンバーであるワシらには、最高に期待できる題名にも関わらず、内容はもう少し抑揚が欲しいところである。  

これが学者先生でなく、ノンフィクションライターの手にかかっていればと残念な、本当に残念な一冊である。  

しかし、この目の付け所と努力に座布団1枚。    

インド洋における情報工作に乗り出すも、現地の言葉が分らずに笑ってごまかす怪しい工作員(中)










▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


広島県福山市 ジュエリー&ウォッチ ミムラ
ウェブサイトはこちらから→http://www.j-mimura.co.jp/
Facebookページはこちら→https://www.facebook.com/mimura1913



▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼