ワールドカップ日本代表の選手が発表されたね~。 まぁ、あんまり盛り上がらないのは、それほどのドラマもないままに本選に突入しようとしているからか。
いやいや、今度の日本の入ったグループEでは同組に「オランダ・デンマーク・カメルーン」という組み合わせで、すでに「決勝トーナメント出場絶望」というのが抽選段階で決まったようなものだからかもしれん。
しかし、最近発売されたイビチャ・オシムの本によると「試合はやってみなければわからん!」と日本人には明るい光りを差し込ませるようなことを言うではないか。
考えよ!
ーなぜ日本人はリスクを冒さないのかー
イビチャ・オシム述 角川書店
初戦は大事である。
カメルーンは日本に対して100%勝てるだろうと思ってるだろう。
しかし、カメルーンからはいくつかの弱点を見つけ出すことができる。その大きなもののひとつは、カメルーンの選手が、多額のお金を稼ぎすぎているという点である。
2010年のアフリカ選手権を見ると明らかだったまるで自分たちが以前どのようにしてプレーしていたか、どのように行動していたのかを夢の彼方へ置き忘れてしまっているようだ。
日本はカメルーンをリスペクトしなければならないが、脅威に感じることはないのだ。
「考えよ」イビチャ・オシム
まあ、こういう風にオシムちゃんはカメルーンから、オランダ、デンマークと各国の戦い方と弱点をひとつひとつ書いているのだ。(残念ながら、オランダだけはとても弱点には思えない書き方であり、そんなことはオシムもそれ以外に書きようがなかったと思われる。)
「リスクを負わないものは勝利を手にすることができない。」
が私の原則論である。
誰もが敗戦を恐れすぎているのだ。
今回のワールドカップのE組を見れば、日本が他の3チームに負けることは大した痛手ではない。
なにも失うものはない。世界の基準から見れば予想通りの結果にすぎない。
負けても現在と同じ状況に留まるだけのことである。
まず、負けないためにどうするかではなく、勝つためにどうすべきか考えよう。 太平洋戦争においては日本は敗戦を味わう。
恐らく想像するに、そこが歴史的に日本人のメンタリティの転換期にたっているのだろう。
リスクを負うということが、日本人にとっては深層的なトラウマになっているのではないか。
そして、オシムちゃんは日本代表選手のチーム編成についても一人ひとりの名前を挙げてコメントと「期待」をあらわにしている。
もどかしい選手の名前も実名で「どうした」と。
高原はどこへ行った!という具合にだ(笑)。
そして、フォワードの選手層の薄さと決定力に欠ける現在の選手層を率直に言いながらも、なによりも必要なのはピッチの上での「リーダー」だと書いておる。
今回の代表選考にあたっては、チームの精神的なリーダーシップをキーパーの川口に託したのは岡田監督もまったく同じ問題を認識していたと思われるが、残念ながらピッチの上でそのリーダーシップを発揮できないのは集団競技として致命的だと思われるのだ。
本来なら南アフリカのスタジアムには、このイビチャ・オシムが仁王立ちするはずだったのだ。無念だったろう。彼はいまだ日本サッカーに大いなる期待とジレンマを感じているというのが文章の中からもにじみ出ているのだ。
風当たりの強い岡田監督にも言及してる。
どきっとするような発言もオシムちゃんの本音が垣間見える。
走れ、走れ、もっと走れとオシムは言う。
そして、「もっと考えて走りなさい」とオシムは繰り返し言うのである。
そして、何よりも戦う者は自信を持つものでなければ、その資格はないというのだ。
「あきらめるな。自信をもちなさい。
そして言い訳をするな。
自分のエリアと役割だけで仕事をしたと思い込んでいるのが、日本チームだ。本当に勝つつもりで試合に臨んでいるのか。負けないつもりでいるとしか思えない。
君達には西欧人にはないプレート潜在能力あることを知るがいい。」
ワシらの仕事にも直結する叱咤激励が満載の素晴らしい本だと思う。
彼が病に倒れたのはどのような意味を日本サッカーにもたらそうとするのだろうか。
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