日本がサッカーでいくらか進化したからワールドカップを騒がしく言うようになった。
と、思ったら大間違いなのだ。
ワシの可愛い幼少のみぎりには、こんなにワールドカップなぞとマスコミも国民も関心がなかった。
と、思ったら大間違いなのだ。
実は、ワールドカップ自体がこんなに騒がれるようになってから、まだ世界的にもそれほど歴史はないのだ。それまでは、地味な大会だった。
「W杯は、金かねになる。」
そう考えた目ざとい人間と、FIFAの独裁者の金に対する執着心が、いつの間にかこの4年に一度の世界的なお祭りを結果的には演出したことになった。
と、この本は忠実に歴史をなぞっている。
この「金になる木」に仕立て上げたのは、世界的な企業であった。
コカ・コーラ。 電通。
そして、世界的に有名なスポーツメーカー。
三本線でおなじみのA社。
日本の電通とFIFAが組むことになった伏線は、77年に日本で行った神様・ペレの引退試合がきっかけだったというから、中学生だった頃のワシの記憶はまだ何とか保存されていた。
それまでの、サッカースポーツは世界的に見ても「金」にはならなかった。
神様・ペレの引退試合に目をつけたのが、国際的にはサッカーの後進国の日本の広告代理店だったのだ。そして、千駄ヶ谷の国立競技場に日本国内最多の7万人以上を集客するという「快挙」をおこしたのだ。
FIFAの独裁的会長のジョアン・アベランジェと、三本線のA社の創業者、その後継者とで世界中のマスメディアをひざまつかせることになる。そして、力を買われたのが電通。
この本から推測するに、スポーツ界の世界選手権は、広告代理店の強引な仕掛けによってワシらは「ようわからんが、すごい大会らしい」とう刷り込まれていることがわかった。
世界陸上、バレーボール、世界水泳、などなど、身に覚えはあろう。
「そんなに昔は大騒ぎをしてたかな?」は、勘違いでもなんでもないのだ。
また、結果的には2002年のW杯の「日韓共催大会」(正確には韓日共催)の決定に至るまでのいきさつが、こと細かに書かれている。
なぜ、下馬評は日本単独開催有利であったにもかかわらず、共催となったのか。
なぜ、独裁的会長のアベランジェが日本単独開催と明言しながらも、共催となったのか。
実は、そこにFIFAの権力闘争と、大陸間の次期FIFA会長選出へのすさまじいまでの「死闘」が繰り広げられた結果が如実に現われ出たのだ。
わりを食ったのが日本。
最後の最後に、「韓日共催」を迫られ、無念の了解に至ったといういきさつは面白い。
今やオリンピックをはるかにしのぐ「集金マシーン」と化したワールドカップ。
しかし、一ヶ月開催のこの大会よりも、長期間を争う「欧州チャンピオンズ・リーグ」にいつのまにやら「金のなる木」としては後塵を拝してしまったことも事実である。
などなど、
興味の尽きない一冊じゃ。
ワシが小学生の時の文句なしの超スーパースター。ドイツの皇帝・ベッケンバウアー。
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