ああ~、
久しぶりに一気貫通よ。 面白かった。
ワシは昔からこの「グリコ・森永事件」の犯人探しの本はほとんど読んできたという阿呆さ加減だ。
ちょうど、この事件の最中にワシは東京・田町駅にほど近い場所に勤務していたこともあり、森永東京本社でお菓子を売りながら、事件解決を訴えていたのを毎日目の当りにしてたから、余計に身近に感じてた。
それは、昭和59年3月18日―。
JR甲子園口に近い江崎勝久「江崎グリコ」社長宅への襲撃、拉致事件に始まったのだ。
内容は、女性らしい抑揚を抑えた資料と取材の塊であるが、これだけの捜査資料を読み込んだのは凄いし、今までに明かされてない、あるいは警察が公表していない内容もかなり含まれている。
どうして犯人は、離れの母親の住まいに勝久社長宅の鍵があることを知っていたのか。
どうして犯人は、江崎社長だけに「勝久、勝久」と呼び捨てにしたのだろうか。
どうして犯人は、家族の名前から会社幹部の名前や特徴までよく知っていたのだろうか。
どうして江崎社長は、解放されて事情聴取の途中に血相を変えて取調室に入ってきた会長との密談後、急に警察への協力に極端に消極的になったのか。
どうして江崎グリコは、そして犯人は、突然に「ものわかり」がよくなったのか。
いまだに「江崎グリコ」は、最終的には直接犯人と「取引」をしたという噂が絶えない。
どうやら、その答えらしきことも書いてある。
いままで読んだ「グリコ・森永事件」関連本の中ではこの一橋文哉氏の「闇に消えた怪人」がダントツに面白かった。
警察は少なくとも三度はこの犯人の一人を捕まえるチャンスがあったのだ。
あるときは、仲間ともども一網打尽にしようとして行方を見失った。
あるときは、大阪府警と兵庫県警のプライドが邪魔してコミュニケーションが取れてなくて失敗した。
あるときは、警察の末端まで情報が伝わっていなかったために、職質をしたにもかかわらず「解放」してしまった。
今回の「真犯人」では、かなり具体的に犯人を名指ししている。
では、
どうしてその犯人を告発しないのか。
時効が来ているからか。
そうではない。
衝撃の告発本なのだ。
あの1年半は、日本中が総探偵になって世間が大騒ぎした。
今では考えられない劇場型犯罪と国民の熱気であったのだ。
「わしら みたいな 悪 ほっといたら あかんで
まねする あほ まだぎょうさん おる
わしら 悪や くいもんの
会社 いびるの やめても まだ
なんぼでも やること ある
悪党人生 おもろいで
かい人21面相」
「かい人21面相」はいずこに。 その答えがこの本にある。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
広島県福山市 ジュエリー&ウォッチ ミムラ
ウェブサイトはこちらから→http://www.j-mimura.co.jp/
Facebookページはこちら→https://www.facebook.com/mimura1913
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼