広島という地方にいると全国放送では味わえない、なんとも言えない空気で野球中継を楽しむことが出来る。
その、
なんとも言えない野球解説者の代表が、
「安仁屋 宗八」だ。
広島カープ、阪神タイガースで18年間の投手生活を全うし、119勝という成績以上に記憶に残る名投手だった。
このオジサンの味がいい。
沖縄イントネーションの広島風標準語(笑)。
選手時代のみならず、コーチや二軍監督としての評価もめちゃくちゃ高い。
そして、今や解説ではよく怒る。
特に、防御率12球団ワースト1のカープの中継を毎度やるだけに、怒る、怒る。
特に、何も考えないでただ一所懸命投げ込むだけのバッテリー。逃げ腰でストライクの入らないピッチャーにはめちゃめちゃ厳しい。
「もっと厳しく内角をつかんといけんですよね。いいんですよ。当たったらゴメンナサイでいいんっすから」
などと、ぶつけるつもりで投げろと婉曲的に鋭く突っ込む。自身が現役時代に119勝(防御率3.08)という立派な記録を作ったのは、ひとえに内角を鋭くえぐる「かみそりシュート」を投げ込んできたからに間違いないからだ。
その安仁屋が解説者として今年の放送で、ワシが実際に聴いた「ひと言」。
「今日、試合前に栗原と話をしとったら、まだ内角の球にはようついていかれん、ゆうて言うんですよ。まだまだ怪我から治りきらんのんですね~。」
どうやらこの放送での話が相手チームに伝わったらしく、翌日から栗原は内角攻めにあって散々の不調になる。
そして数日後の解説で、正直に謝る安仁屋。ファンや関係者から怒られてしまったと。実に正直。しかして、絶対秘密なこんなことを何も考えずに言えるウラオモテのない安仁屋は素晴らしい。
「やっぱりカスティーヨは、ちゃんとわかってますよね(笑)」
広島カープ、高橋健投手の引退試合。実戦の試合から遠ざかっている高橋の速くもないストレートに、外国人打者のカスティーヨは、「みえみえ」の三球三振。日本球界の「しきたり」を知らずに本気で打つのではないかとヒヤヒヤしていたファンとともに安堵のコメントを「正直に」話す安仁屋。
しかし、こんなことを放送で言ってもいいのだろうか。
いやいや~。 今年も安仁屋さんの解説には楽しませてもろうたがな。
オナゴのような広島投手陣に怒り心頭でありながら、ちょっとしたことに凄く優しい安仁屋。
コーフンすると沖縄イントネーションがひどくなって、何を言っているのかどうでもよくなるぐらいに気持ちの分かる安仁屋。 広島である試合には仕事関係になく、必ず試合観戦に訪れる熱心な安仁屋。
彼のように厳しくも優しく、情熱が伝わることができる男は、なかなかいないもんだ。
来年も広島カープには期待せずに、
安仁屋さんの解説に期待してね~。
たまにTBS系列の広島カープ戦で出てるからね~。
返還前の「沖縄の星」と呼ばれた英雄であった。ワシも何度かサインをもらった。
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