スリランカでは満月の日には、お酒は飲めない。  

ひどい話だ。 行ってから知った。  

ひどい話だ(笑)。  

に一回程度のその満月に、よりによってある訪問時に当たってしまった。  

私は知らず知らずのうちに、一日中自分の不幸な日を嘆いていたらしい。見苦しいったらありゃぁしない。  

スリランカは、当たり前に暑い。  

ンド南部の下に位置する国で、ビールも飲めない日があるというなんて。  

局、夕方に商談が終わった後でラヴィさん(右)が、ショールームの扉を総て締め切り、わがままな日本人(1名)のためにどこからか(かなりコッソリと)ビールを調達してくれたのだ。  

写真は、なんとも嬉しそうな顔をした日本人と、  

苦渋の顔を隠せないスリランカ人のラヴィさんだ(笑)。しかし、ラヴィさんもいかにぼくにとってのビールが一日の生命線かということを実によく理解してくれている一人でもある。

 周りにいた日本人は、ぼくのワガママぶりを非難していたが、こらえきれずにいつの間にかぼくと一緒に飲んでいたのだ。実に節操のないやつらだ(笑)。  

近のコンビニも一段とひどい。  

品揃えの8割が発泡酒という非道い有様ではないか。  

ビールのように見えて、”本物”のビールは2割しか置いてないのだ。  

また、ある時に呼ばれて宴会に行くとそこの「飲み放題コース」で供されているビールとされているものの味がおかしい。店員さんを呼んで問いただしてみると「発泡酒・・です。」と自白するではないか。  

泡酒を楽しみに飲んでいる人を否定するつもりは、さらさらない。  

しかし、ビールの歴史にどれだけのこだわりと喜びが蓄積されてきていることか。  

ぼくはその幾多の人々の地と汗の結晶を歴史文化として、その美味しい部分だけを今に至っていただいて、ありがたく飲まさせていただいている。  

日本は東洋アジアにあり、また島国に位置する。  

だから、欧州の歴史の中でどれだけのビールの文化が大事にされているのかを知ることができない。ホップと麦だけの歴史に(貧しさもあり)混ぜ物を堂々と入れてビールともしてきた。  

そのビールを満月の下で喉に流し込む。  

素晴らしき東西の融和でありまする。       

スリランカ人のラヴィさんも、日本の整体にはゾッコンになったようだ。










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