ジャイアンに追われ、家に逃げ帰ってきたのび太。
のび太はドラえもんに 「あれ貸してよ。ほら、いつかつかったやつ。けんかに強くなるの。」
しかし、ドラえもんは冷たく言った。
「ひとりでできないけんかならするな!」
ドラえもんの表情は、妙に沈んでいる。
のび 「おいどうしたんだよドラえもん。」
ドラ 「こないだから…言おう言おうと思ってたが…」
のび 「帰る?未来の世界へ!」
明日の朝に帰ると・・・
のび太は驚き「なんとかして」とママに泣きつくが、「ドラちゃんにはドラちゃんの都合があるのよ。
わがまま言わないで」
パパも 「人に頼ってばかりいてはいつまでたっても一人前にはなれんぞ。男らしくあきらめろ。」と言った。
その日の夜は、家族みんなでドラえもんのお別れ会をした。
そしてその晩、のび太はドラえもんといっしょの布団に入って寝る事にしたが、二人ともどうしても眠れない。
そこで二人は「朝までお話しよう」と”眠らなくても疲れない薬”を飲み、いっしょに散歩へ出かけた。
「お月さまがきれいだ。」 ドラえもんは言う。
ドラ 「のび太くん…本当にだいじょうぶかい?」
のび 「何が?」
ドラ 「できることなら…帰りたくないんだ。きみのことが心配で心配で…。ひとりで宿題やれる?ジャイアンやスネ夫に意地悪されてもやり返してやれる?」
のび 「ばかにすんな!ひとりでちゃんとやれるよ。約束する!」
その言葉を聞き、ホロリとするドラえもん。
ドラ 「ちょ、ちょっとそのへんを散歩してくる…。」と言って走り去った。
のび 「涙を見せたくなかったんだな。いいやつだなあ。」
そしてのび太は、いつもの空き地の土管に腰掛けた。
すると、そこに寝ぼけながら散歩をするジャイアンを見つけた。
その時、ジャイアンはハッと目を覚ました。
ジャ 「だれだっ。そこでにやにやしてるのは!なんだのび太か。おれが寝ぼけてるところをよくも見たな。許せねえ!」
ジャイアンはのび太の胸を掴み、のび太は思わず叫んだ。
「わあっ、ドラ…」
しかし、ここでドラえもんを呼ぶわけにはいかず、のび太は口に手を当てた。
のび太は言った。
「けんかならドラえもんぬきでやろう」 ジャイアンはボカッと一発、のび太を殴り飛ばした。
一方、ドラえもんは、のび太を探していた・・・ 空き地では、ジャイアンはのび太を殴り続けていた。
ボロボロになってのびてしまったのび太。
ジャ 「どんなもんだい。二度とおれにさからうな。」
しかし、のび太はしつこくと起きあがり、ジャイアンに言った。
のび 「待て!まだ負けないぞ。」
ジャ 「なんだおまえ。まだなぐられたりないのか。」
のび 「何を。勝負はこれからだ。」
さらにガツンと殴られるのび太。
ジャイアンは殴り続け、のび太は倒れる。
ジャイアンは息を切らしながら言った。
ジャ 「ふう、ふう。これでこりたか。何度やっても同じことだぞ。はあ、はあ、いいかげんにあきらめろ。」
帰ろうとするジャイアンの足にしがみついて言った。
のび 「ぼくだけの力できみに勝たないと…ドラえもんが…安心して…帰れないんだ!」
ジャ 「知ったことか!」と、更にのび太を殴るジャイアン。
その時、ドラえもんは、のび太を見つけた・・・ ボロボロになりながらジャイアンと戦っているのび太。
のび太はジャイアンをしつこくつねっている。
ジャ 「いてて、やめろってば。悪かったおれの負けだ。許せ。」
ジャイアンは逃げ帰った。
のび太は全身傷だらけの姿でドラえもんに言う。
のび 「勝ったよ、ぼく。」
ドラえもんに抱かれながらのび太は言った。
のび 「見たろ、ドラえもん。勝ったんだよ。ぼくひとりで。もう安心して帰れるだろドラえもん。」
家に帰り、布団に入るのび太。
そしてその寝顔を、涙を流しながら見つめるドラえもん。
翌朝、のび太が起きると、ドラえもんはもう、いなかった。
ドラえもん最終回(「小学四年生」昭和49年3月号より)
私の知り合いのhair magoさんのブログでは、いろんな人のメルマガやブログから興味深いお話を紹介してくれます。hair magoさんは、古めかしい倉庫の二階をびっくりするような内装にして「わざと知る人ぞ知る美容院」を目指している面白いお店です。今回は、双子美容師のけいさんという方のメルマガから紹介されているのを、私がまわりまわってご紹介したものです。
今回は解説は必要ないですね。
僕たちは何に頼っているんだろう・・・・・・。
ありがたいこの日に。
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広島県福山市 ジュエリー&ウォッチ ミムラ
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