「ファンサービスという言葉には『いつもはしないのですが、今日だけは特別に施しをしてあげます』といったもったいぶった感じがあって、あまり好きではない」
と日本経済新聞のコラムで書いておられるのは野球評論家の豊田泰光氏だ。
豊田流にいささか斬って捨てた表現だが、こんなことは野球に限らず、私や私の周りの企業でも常日頃からあることなのだ。
特に、野球選手はブログやツイッターという現代流の接点でファンとの交流を図っていると勘違いをして、実際にサインのひとつを求めると無視されたり、けんもホロロに断られるという話が引きも切らずに多く豊田氏のところへ持ち込まれるようだ。
実際、私の師匠が東京駅で、非常に気の弱そうな男の子が申し訳なさそうにサインを頼んだところが、そのプロ野球選手はまったく目の前に男の子が存在していないかのように無視をしているのを見て、もう非常に腹立たしささえ覚えたという。
その他球団から移籍して打線の核を担うドラゴンズの選手がテレビに映ると、絶対に凡退して欲しいと思うようになったというから他人事とは言えすさまじい怒りになるものである。
豊田氏は言う。
断りたいときもあるだろう。愛想を振りまく気にもなれないときもあるだろう。
そんな時はうまく断るように心掛けるとか、球場の出入りであれば通常とは違う場所を利用してファンと顔を会わせないように自分から配慮するとか、プロならそこまで心掛けるべきであると。
私は小学生時代にプロ野球選手のサインをもらうことに熱中していて、何百人のサインをもらったか分からないけども、その点、ダントツにいかなる時も断らず、長蛇の列が(当然のように)できようとも、最後の最後の一人まで時間をかけてサインを丁寧に黙々としていた人がいた。それを発見(参加)したのは、5回や6回ではきかないだろう。
一流である選手の前に、一流の人間である本物の人間を見たものだ。それは、子ども心にかなり強烈な光景として今でも鮮明に脳裏に焼き付いているのだ。
王貞治。
彼こそ、真のスーパースターではないかと思う。
特別に何かをしてあげますよ、という態度であるよりも、毎日いつでもが心に深い印象を与えられる商売ができているかどうか。あまりのギャップがあればお客様もバカにされたようで足も遠のくだろう。しかし、そんなことが当たり前の世の中になってしまった。
わが店はどうだろうか。いや、まだまだ遠いレベルだろう。
ちょとまて、社長としての振る舞いもきっと都合のいい振る舞いになっているだろうな。
難しい問題や深い考え事をしているときには、みんなの前をはずすという要領もいるのだろうか。
反省することはたくさんある。
さぁ、いつでもどれだけでもサインをしてあげるから私の前に並びなさい。
目標は、王貞治であるから(笑)
会議でこんなことをしているようでは、ほど遠いと言わざるをえないね。
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