この小出先生は40年もの間、原子力発電の危険性をずっと訴え続けてきている。だからずっと組織の底辺で研究を続けざるを得なかったのだと本人が述べていた。
原発電力会社と国とマスコミ。
3者が同じ推進的存在であったことに、まずは国民がわからなければいつまでたってもこの問題は誤魔化されていくのだと、いろんな本を読むたびに思うことだ。
いま注目しておくべきは、(本書によると)福島原発の3号機だそうだ。状態が良くない上に、もし3号機に何かあるとその被害は他の設備に比べてはるかに凄惨なものになる(プルサーマル運転による)。
子どもに対する放射能への安全数値もひどい話らしい。人間は50歳を超えると放射能に対する発ガン率が著しく低下するが、子どもは大変に影響を受けやすい。
「だから、大人や高齢者がやむを得ないときは、積極的に引き受けることです」と心を鬼にして書いておられる。
「私だって放射能に汚染された食品は、食べたくなんかない。
でも、もう汚れてしまったのです」(小出)
原発廃止論争になると、かならず「では今の日本で原発なしに生活できるのか」という反論や消極的賛成論を耳にすることがあるが、この点においても小出先生はまったく問題がないというのだ。
原発の稼働率を70%にまで上げて、火力や水力の稼働率を下げてきた。日本のピークの需要は火力や水力等で十分にまかなえる事は(実は)誰でも知っていることらしい。今までも原子力抜きで電力がまかなえなかったことは、基本的にはなかった。
電力料金が上がる、と言う。ではなぜ日本の電力料金は上がり続け今や世界一なのだろうか。それでもまだカラクリを国民には説明していないので、莫大な「関連コスト」は発電コストとは別のところに存在している。 原発は、電気が足りようが足りなかろうが、即刻全部止めるべきものなのです。
そして、全部の原発を止めてみた時、「実は原発がなくても電力は足りていた」ということに気づくでしょう。原発を止めても私たちは何も困らないのです。
いちばんの代替案は「まず原発を止めること」です。
「代替案がなければ止められない」というのは、沈没しかけた船に乗っているのに「代替案がなければ逃げられない」と云っているようなものです。(本書より)
実は、核と安全に暮らしていける最終着地の原理は、専門家でもわからないのだそうだ。残念ながら人間と言う欲深い生き物が豊かさや便利さを追い求めながら、生命環境を破壊し続けている。
私たちが人類の叡智を手に入れるべき時が、遅かりしながら来たのではないかとこの科学者は言うのである。
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