拝啓 ぼくは16歳で、人生に好奇心があります。そのせいだと思いますが、人間とはどいうことを考えるものなのか、ひとの話を聞いて勉強したくなりました。
そこで、人生で学んだ一番大事なこととはいったい何ですか、 という質問にできるだけたくさんのひとから答えをいただいて、それをまとめてみようと思いました。十分に集まったら、それらの言葉を集めて本にしたいと考えています。この計画は13歳のときから頭にありました。あなたが人生で学んだ一番大事なことについて短い言葉をくださり、ぼくのこの目標の実現にご協力をいただけるとしたら、幸いです。あなたの人生経験には耳を傾けるべきものがたくさんあると考えています。お返事をお待ちします。 敬具
ボー・バウマン
1993年10月1日
すべての人たちへの質問の内容は、
「人生でいちばん大事なことは何ですか?」というテーマだ。
これは米国の16歳の少年が、人生の大事なことを探すために全米に数千通送った手紙の内容です。 小説家や大学の先生、俳優にお医者さん、運転手からこどもにまで、紳士録とかいろいろな名簿を頼りに出したのだそうだ。それで返信されてきた手紙はどれくらいだったでしょうか?
約20%の人から返ってきたそうです。
それでも数百人の人からの「人生でいちばん大事なこと」が集まったのです。それらをまとめたこの本には、はっとした気づきから大きくうなずくこと、時には笑ってしまうことまで「大事な宝物」がつまった本になりました。 つかまえるのが大変で、何度も手紙を送ってやっと返事のもらえた物理学者のスティーブン・ホーキンスの回答は、
「わたしが人生で学んだことは、じぶんがいまもっている力をぜんぶ使えということです。」
「人生でいちばん大事なこと」の歌手・ビリー・ジョエルの回答は、
「それがわからない。」
フロリダの名もなき聾盲学校の主事のサム・ビスコンティさんは、
「へこたれるな、事態がどんなに暗くなっても。」
全国催眠術師連盟会長のドワイト・F・デイモンさん(こんな人にまで!)の回答はすこし長いが紹介しておこう。
ジョージ・バーナード・ショーが亡くなる直前のことだ。誰かが彼につぎのようなことを聞いた、 「ミスター・ショー、あなたにはたくさんの立派なお知り合いがいらっしゃいました。芸術家とか作家とか国会議員とか。王族の方々とも付き合うことが許されていました。世界の運命を左右した人々とお酒や食事をいっしょに楽しんできたりもなさいました。
そこで、ミスター・ショー、もしも生まれ変わって、好きな人物の人生を生きてもかわまないということになったら、誰の人生になさいますか?」 ミスター・ショーは、一瞬もためらうことなく、こう答えた。「好きな人物を生きて構わないということになったら、わたしは、ジョージ・バーナード・ショーが成れたに違いないのになれなかった、そんな人物になりたい。」
この男は、いかなる基準に照らしても、それは大変な大人物だった。それなのに、そのかれはじぶんに満足していなかったのだ。もっと大きくなれたのに、と思っていたのだ。
この回答文から教えられるべきことは、「わたしたちは自分の可能性を人生に生かしていない」ということなのだろう。わかっているつもりではあるが、それを他人事や名言のように机の引き出しにしまっておくのではなく、常に頭の中にしっかりと入れておかなくてはならないのだろうと思う。やがて人生はせっぱつまってくる。その時に、こんなはずではと思いながら過去は通り過ぎていくのだろうか。
自分の旅の道しるべに、そして若い可能性ある尊敬すべき人たちへのプレゼントに最高の一冊だ。
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広島県福山市 ジュエリー&ウォッチ ミムラ
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