最近は、駅前やショッピングモールの中にも、シニアジムやピラティス、カーブスなどを見かけるようになりました。
水泳も、若い人たちと競うようなものではなく、ゆっくりとした動きから指導してもらえる教室があります。
筋力を維持する。
関節の可動域を維持する。
体幹やバランスを整える。
年齢を重ねるほど、「無理をして鍛える」というよりも、身体を安全に動かすことが大切になってきます。
だからこそ、専門の指導を受けながら、自分の身体に合った運動をするのは一つの方法ですね。
週に1回、2回。
少しお金を払ってでも、自分の身体のために時間をつくる。
終わったあとに、
「今日は少し汗をかいたな」
「身体を動かして気持ちよかったな」
そんなふうに思えるだけでも、十分なのかもしれません。
そして、運動だけではありません。
お腹が空いたから食べる。
喉が渇いたから水分をとる。
疲れたから休む。
身体が「今、これが欲しい」と感じることに耳を傾ける。
誰かに言われたからではなく、自分の身体からのサインを大切にする。
これも健康維持の一つなのだと思います。
もちろん、誰もがジムへ通えるわけではありません。
散歩を楽しみたいと思っていても、買い物だけで精一杯の日もあります。
仕事があったり、家族のことがあったり、介護があったり。
生活があって、その中に健康があります。
だから、
「毎日運動しなければ」
「何千歩歩かなければ」
と、自分を追い込む必要はないのかもしれません。
買い物のついでに少し歩く。
エレベーターではなく、無理のない範囲で階段を使う。
家の中で身体を伸ばす。
椅子に座ったまま足を動かしてみる。
それだけでも、自分の身体を意識する時間になります。
そして、ほんの少しでも、
自分だけの時間を持つ。
これも大切ですね。
健康というと、食事や運動、病気の予防ばかりに目が向きます。
でも、
「今日は気持ちよかった」
「ちょっと楽しかった」
「自分のために時間を使えた」
そんな気持ちも、毎日の健康には大切なのではないでしょうか。
70歳になっても、80歳になっても。
できることを、できる範囲で。
人と比べるのではなく、自分の身体と相談しながら。
まだまだ、健康的に。
そして、無理なく楽しみながら。
そんな時間を少しずつ持てたらいいですね。