オールオアナッシングで考えないことです。
なんでもかんでも100か0かで考えると、効率的なようで逆に機会損失です。
たとえば、人間関係でも利益のある付き合いだけを求めてしまうと、これは一見得するようで損します。
『ビジネスにつながるから』『自分に利益をもたらしてくれそうだから』という部分だけで人間関係を限定してしまうとなかなか拡がっていきません。
もちろん利害関係のある付き合い、利害関係のない付き合いを区別した上で接することは必要です。
しかし、どちらかに絞った方がいい訳ではありません。
何も利益を求めない、ただ楽しいから付き合っているというだけの関係の方が逆に利益につながったりすることがあります。
直接的ではなく、その人を介して間接的に後のキーパーソンと出逢うこともあります。
そもそも、楽しいということ自体が人にとっては最高の刺激なので、利害関係のないところから利益が上がるビジネスを思いついたりすることもあるのです。
はじめから絞ってしまうのは、後の可能性を狭めることになるのです。