好きなことに気づくためのアプローチとして、自分がイラッとしたり不満に思うことについて考えてみるというものもあります。
イラッとしたり不満に思うことの中には、好きなことの種が眠っています。
どうでもいいことであればいちいちイラッとしないからです。
イラッとしたり不満があるということは、そこにこだわりがあるということです。
こだわりがあるということは興味があるということです。
たとえば、接客やおもてなしなどのサービスが好きな人はお客としてお店を利用する際に他の人なら何も思わないところでイラッとするかもしれません。
こだわりが強いだけ気づく力も強くなるのです。
自分ではあまり意識して好きだとは思っていなくても、人より敏感だということはその分野において何かしらの才能を秘めているということです。
つまり、仕事につながる可能性があります。
人の絵を見ていて『ヘタクソだなあ。もっとああすればうまくいくのにな』と思うのであれば、絵が好きだったり絵の才能がある可能性が高いです。
人の話を聴いていて『わかり辛いなぁ。話す順番だけでも変えればもっとうまく伝わるのに』と思うのであれば、人の話をまとめたり話をすることの才能がある可能性が高いです。
イラッとしたら、好きなことと向き合うチャンスです。