今まで続けてきたことを思いきってやめる勇気も必要です。
無駄だと薄々気づきながらも惰性でやってしまっているということがあります。
『忙しい』『時間がない』といっている人に限って、無駄な時間で自分を縛ってしまっているということはよくあります。
自分の1日の時間を一度じっくり見直してみましょう。
たとえば会社での会議ひとつとってみても、それはわざわざ会議室に集まってまでして話し合うべきことなのかと考えてみる価値はあります。
話し合いというのは人数が増えれば増えるほど質が下がっていきます。
これは避けられないことです。
どうしても出席しなければならない場合を除いて、メールのやりとりで済むのではないか、立ち話で事足りるのではないかと突き詰めていくと、実際のところ人と会うことはそんなに必要がないということにも気づきます。
会議に限りませんが、サボってでも欠席する価値のある惰性で続く集まりはたくさんあります。
付き合いにしても定期的な飲み会に参加する必要があるのか、コミュニティのイベントごとにきっちり参加する意義はなんなのかという部分までしっかり考えてみると、今までどれだけなんとなく時間を使ってしまっていたのかに気づきます。
あたりまえだと思っていた自分の行動パターンを見直すだけで、莫大な時間を捻出することができるのです。
やりたいことを実現するためには、大前提として時間を捻出する必要があります。
やりたいことを実現している人は『時間がない』というところから、漢字の通りなんとかして捻り出して時間を作っているのです。