ムダをつくる | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

ムダだと思えることも、ある程度組み込んでおいた方が人生は面白くなります。


すべてにおいて効率的に生きようと考えている人はたくさんいますが、そういった賢い人ほど人生の幅に拡がりがありません。


たとえば、お金を使うのでも無駄遣いといわれることに使うとその先で色んな展開があります。


趣味のプラモデルにお金を使うことをムダだという人がいますが、まずお金を使うことで自分が元気になるのであれば十分に元が取れています。


さらに、趣味のつながりでオフ会などに参加することでコミュニティが拡がります。


ここでの出逢いが仕事につながるということはいくらでもありえるのです。


『え?この人どこまでマニアックなの?』と意気投合した相手が実は大金持ちで成功者だったりします。


『今度うちで新しい事業始めるんだけど、やってみない?』といってまったく関係のないところからビジネスの誘いを受けたりするのです。


こういった出逢いは『無駄遣いなんてしちゃいけない。必要最低限のお金以外は老後のために貯金しておかなきゃ。将来何があるかわからないし』と考えていたらありえない話です。


時間の使い方に関しても同じです。


分刻みでスケジュール管理しているような人がいますが、ただただ目の前の仕事に追われているだけでは人生を変えるような爆発的な出逢いはありません。


たとえば、仕事とはまったく関係のないパーティーに誘われます。


時間効率を考えている賢い人からすれば、一見するとムダとしか思えません。


しかし、このパーティーで出逢った人と仕事をできるようになるかもしれないのです。


こういった出逢いで得られるチャンスは、仕事で地道にプレゼンしたところでアプローチできないか、もしくはとてつもなく時間を要する領域です。


そんないくつものプロセスをすっ飛ばすような出逢いがムダと思える場所には潜んでいます。



結局、ムダだと思うことは絶対にムダにならないのです。