誰にも短所や欠点と考えられる部分はあります。
大切なことは、短所を長所といえるくらいに磨き上げることではありません。
短所のカバーはほどほどにして、長所にフォーカスしてどこまでも磨き上げることです。
ずば抜けた長所があれば、短所など誰も目にとめません。
100メートル走で世界一のアスリートに『あいつは長距離が苦手だからダメだ』とはいいません。
長所だけでその人のことを評価するようになるのです。
むしろ、長所で相手を惹きつけた分、短所も実際より底上げされます。
短所を過大に評価してくれるようになるのです。
女性ならイメージしやすいかもしれませんが、メイクでも欠点をカバーして長所を際立たせることによって、素顔の何倍も魅力的になったりします。
これを仕事に活かさない手はありません。
仕事でも長所で抜きん出れば、短所で悪戦苦闘することはなくなります。
苦手なことは周りに丸投げするくらいのつもりでいれば、自分はひたすら長所で戦えます。
ずば抜けた長所があれば、あなたを手伝いたいという人はたくさん集まって来るのです。