他人の力を借りるという選択肢も頭に置いておきましょう。
何事においても他人の力は絶対に借りない、絶対に他人に借りを作らないというスタンスで意地でも自力でやろうという考え方の人がいますが、やりたいことやその実現したい内容の大きさによっては人の力を借りた方が効果的な場合があります。
まず、実現までのスピードが桁違いです。
たとえば、お店を開こうと思ってその開業資金に1000万かかるとします。
これを『5年の間で資金を貯めて・・・』という具合にやっていると、まさにそのまま5年かかります。
しかし、資金を誰かに借りるという選択肢があれば5年早く実現させることができます。
5年という時間を買っているのです。
言葉でいうと簡単ですが、これは相当なチャンスです。
やりたいことを5年早く実現できるということは、とんでもなくすごいことです。
『人からお金を借りずに自力でやらなくちゃ』といってやるのがもちろん悪いわけではありませんが、頑張っている途中で死んでしまったら終了です。
5年後にオープンできる保証はないのです。
時間を買うという感覚を身につけると、物事は急展開していきます。
より早く、より効果的に物事を進めることができるのであれば、そこには可能な範囲でお金を惜しまないことです。
もちろん、普段から何から何まで人に頼っていてはいけません。
自分の目的のために常に行動をしているのは最低限です。
普段からきっちりと信頼の貯金をしている人が、ここぞという時に大きな力を貸してもらえるのです。