ただの思い込み | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

誰しも抱えているのがコンプレックスです。


しかし、コンプレックスには実体がありません。


ある現実に対するあなたの思い込みなのです。


たとえば身長が低いという事実があったとすればそれがコンプレックスなのではなく、身長が低いことに対して『カッコ悪いなあ』とか『子供っぽくてダメだわ』と自分で思い込んでしまっていることがコンプレックスなのです。


周りの人はそんなあなたの思い込みなど気になりもせず、『小柄でなんだか親しみが湧く』だったり『小さくて可愛い』と思っていたりします。


そうやって考えてみると、コンプレックスとは対極にあるようにも思える自信も根底は同じようなものだということがわかります。


根拠なく自分で自信があると思っていようが、相手に評価されたことがきっかけで自信を持つようになったかどうかに関係なく、結局は自信があるという思い込みです。


どちらもある意味勘違いなので、ネガティブな思い込みができたということはポジティブな思い込みももちろんできるのです。


どうせならポジティブな勘違いをした方が得です。


勘違いであろうとも、力を発揮するのが自信のすごいところです。


根拠のない自信をエネルギーにできると、どんな壁にぶち当たっても立ち止まることはありません。


根拠がないので、その自信は崩れようがないからです。


『こんなのできっこない』『これ以上はもう無理だ』と思うことが人生には何度も訪れます。


それでも、実現している人や乗り越えている人がいる以上それらはすべて思い込みです。



勘違いを制する者が人生を制するのです。