毎日の生活の中では程度の差こそあれ、ムカつくことというのが必ずあります。
ムカつくのは決してネガティブなことではありません。
ムカつくというのは、感性が豊かだということです。
人よりもすぐムカついたりイラッとするということは、それだけ感性のアンテナの感度が良いということです。
人生に本気になればなるほど、周りに対してムカつくことが増えてきます。
これは成長している証拠であり、素晴らしいことです。
ムカつくスピードやイラッとする回数は、その人の仕事におけるサービス力や人間力にそのまま比例します。
『ほんとに自分は短気だよな。ムカついてばかりではいけないな。直さないとな』と思ってしまう気持ちを否定する必要はありませんが、無理して直そうとする必要もありません。
見方を変えてみましょう。
ムカつくということは、それだけ真剣に自分の人生と向き合っている証明なのです。
どうでもいいことであれば、いちいちムカつきません。
自分にとっては大なり小なり大切な問題だからこそ、怒りの感情を覚えるのです。
それは、起きた出来事を自分事にしていく前向きな姿勢です。
誇らしいことはあっても、恥じることは一切ないのです。