誰かの相談を受けるときは、あなたから何か具体的な解決策を提示する必要はありません。
これはよく男性にありがちですが、相談を一通り聞いた後、何か自分なりの解決策をアドバイスしなければならないと考えてしまうのです。
もちろん、相手を思っての気持ちなので素晴らしいことです。
しかし、相談相手は実際のところ解決策を求めているのではなく、ただ話を聞いてほしいだけのことが少なくないのです。
自分の気持ち理解して、共有してほしいのです。
解決策は実は自分の中に既にあって、それを実行するために自分の背中を一押ししてほしいだけだったりします。
相談する前の段階で解決策や答えがなかったとしても、話を聞いてもらうことによって気持ちに整理がついて答えが導かれることもあるのです。