不労所得 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

不労所得に憧れる人はたくさんいます。


【不労】というところに、やはり楽して稼げるというニュアンスを感じるのでしょう。


不労所得は、不労所得を目指して達成するものではありません。


猛烈に労働した結果として、不労所得のような収入源にもたどり着いているというのが正しい形です。


不労所得にたどり着くまでのプロセスは、労働所得です。


さらにいえば、猛烈に働きまくる過労所得です。


たとえば、世間に大きく取り上げられるような大企業の経営者はお金持ちではありますが、毎日猛烈に働いています。


お金があるからといって毎日のんびりボーっとしているわけでは決してありません。


もちろん、のんびりしようと思えばいくらでもできます。


しかし、その自由時間も仕事にすべて割いているのです。


自由時間に猛烈に働くからまたお金と時間が生まれて、そこにお金と時間を投資するから更にお金と時間が生まれるというスパイラルを永遠に繰り返しているのです。


よく楽に儲けていると思われがちのアフィリエイトで稼いでいる人たちも、たとえばメルマガで一気にセールスして売り上げがあがるというところだけ見ればほとんど不労所得のように見えたりもしますが、そのシステムを構築するまでの間とそれを維持するための労働で猛烈に時間を割いています。


表面だけを見ているとうまくいきません。


表に出ないプロセスをどれだけ見極められるかです。



ポイントは、長期的に成功している人はほぼ例外なく好きなことを仕事にしているので、頑張っている感覚がまったくないということです。