反省はいちどきり | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

反省は状況によって必要な行為ですが、反省をしすぎるのもよくありません。


なぜなら、過去に執着しすぎると自己評価が低くなるからです。


『あのときなんであんなことをしてしまったんだろう』


『あのときあっちを選んでおけば良かったな』


こういった類の後悔をいつまでもしていると、これから起こることに関しても後ろ向きで優柔不断な決定をしてしまいがちです。


『初心を忘れない』という言葉もあるように振り返ることの大切さにはもちろん一理あるのですが、いつまでも能力の低かった昔を顧みて現在の自分と照らし合わせるのは賢いとはいえません。


大切なのは、日々成長していくことだからです。


逆に、未来の自分に目を向けると自己評価は高まります。


未来志向であれば常に先々にフォーカスしているので、いつまでも過去の失敗を引きずることはありません。


一晩寝れば自分を成長させる経験として肥やしになっているのです。


反省から生まれる気づきももちろんあります。


しかし、一度過去の行動をきっちりと分析したら、きっぱり忘れて次へ進みましょう。



過去の失敗も、5年や10年といった区切りで振り返ってみると『間違ってなかった』『むしろ成功だった』というのはよくあることです。