自分のコンプレックスは堂々とさらけ出してしまいましょう。
真に人間的魅力のある人は、自分で自分をネタにできるくらいの器量があります。
もちろん、誰しも男性であればたとえばキムタクのような存在、女性であればたとえば黒木瞳のような存在に憧れる部分はあるでしょう。
できればコンプレックスとは無縁の、批判すらもその証となってしまうほどの憧れの存在になりたいものです。
しかし、事実として、得てして2枚目よりも3枚目の方が伸びていくものです。
自分のダメなところもカッコ悪いところも受容してさらけ出せる人は、肝が据わっているからです。
伸びるというのは、短期で散ってしまうことなく、長期的に右肩上がりで魅力を増していくということです。
3枚目というのは、焼肉弁当でいうとメインの牛焼肉ではなく、脇を堅める安定のおかずです。
焼肉は毎日食べていると胃がもたれるように飽きが来ますが、たとえば少量のサラダであれば継続して食べることができます。
食すたびに健康になっていくような安定感があります。
安定しているということは、日常に必要不可欠な存在として無意識の内に認識されるということです。
ドラマなどでも、『この人が出ていると好感が持てる』『何となく見てしまう』といった存在がいます。
彼らの共通点は、3枚目の自分を楽しんでいるというところです。