現在、好きなことを仕事にできている人は幸せです。
好きなことをさせてくれている環境に感謝しましょう。
ここでいう【環境】の中でもうっかり忘れてしまいがちなのが、あなたのことを褒めてくれた人たちです。
好きなことを仕事にできている人というのは、間違いなく才能を活かしている人です。
才能を活かすためには、前段階として【才能に気づく】というステージがあります。
才能に気づくことがスタートラインなのです。
どれだけ立派な才能があろうとも、自分がそれに気づかなかければただの宝の持ち腐れです。
才能が発掘される瞬間というのは、褒められることによって訪れます。
歌うことを仕事にしている人は『歌、上手だね』と褒められたことがある人です。
文章を書くことを仕事にしている人は『文章、上手だね』と褒められたことがある人です。
絵を描くことを仕事にしている人は『絵、上手だね』と褒められたことがある人です。
才能を活かすことのできている人は、人生のどこかで必ず褒められた経験があるのです。
才能を活かした仕事ができる人生ほど幸せなものはありません。
そして、その幸せは褒めてくれる人がいる環境があったからこそなのです。
実力は必要です。
しかし、実力だけではダメなのです。
運だけではダメです。
しかし、運は確実に必要なのです。
つまり、才能を活かした仕事をできている人は幸運なのです。
ここをつい忘れてしまいがちです。
『結果を出したのは俺の実力だ。結果を出せなかったおまえは実力不足だ』というのは傲慢な態度です。
人生の早い段階で人に褒めてもらう機会があったかどうかというのは、重要です。
何事も『自己責任』と言って片付けるのは簡単です。
運に支えられていたということがわかると、今まで自分が周りにどれだけ助けられていたかに気づけます。
心から感謝ができます。
そして、感謝して才能を磨き続けることが支えてくれた環境への最大の恩返しなのです。