存在感は、魅力です。
魅力があればモテるし、仕事も集中するので出世もします。
存在感は、その人がいなくなったときに初めて発揮されます。
自分が洗濯をするようになって初めて、どれだけ母親が大変だったかを知ります。
天候や時間帯、洗濯物の量、別で洗わなければいけないものなど、洗濯1つとっても頭を回さなければいけない要素がいくつもあることに気がつきます。
それを知らずに『え?何で洗濯しなかったの?今日着ていくつもりだったのに』と言っていたのです。
あらゆる仕事には、他の人がやりたがらない地味だけれど確実に必要な作業があります。
存在感は、地味な作業を徹底することによって増していきます。
徹底的にやり抜いていくと、ある瞬間にあなたの存在感が発揮されます。
いつも資料が見やすかったのは、あたりまえではありませんでした。
いつも電話の伝言が的確だったのは、あたりまえではありませんでした。
何かの瞬間にあなた以外の人がその作業をやることになったとき、あなたの価値が大きくなります。
魅力は、日常のありきたりな瞬間において磨かれるのです。