身銭を切る | ko-to-ba

ko-to-ba

人は発するコトバ通りの人生を歩む。

人生のある時期に、お金について勉強しておくことは大切です。


早ければ早いほどいいです。


お金について勉強しないと、お金で苦労することになります。


お金については、あくまでも自分で勉強していくものです。


まず、教えてもらえる機会が滅多にありません。


学校ではまず教えてもらえません。


家でもなかなか教えてもらうことはありません。


なぜなら、先生も親も教わっていないからです。


教えようがないのです。


せいぜい『たくさん貯金しておきなさい』です。


お金で大切なことは、身銭を切ることです。


実際に自分で体験してみるということです。


お金について自分で勉強しなければならないのは、教えてもらえる機会が少ないからということだけではありません。


究極、自分で体験することでしか真に理解することができないからです。


いくら人から『借金はしんどいよ。しない方がいいよ』といわれても、その真意は実際に借金をしてみないと肌感覚では絶対にわかりません。


自分で実際にお金を失ってみたり、借金の支払いにあくせくする経験があってはじめて理解できるものなのです。


お金で痛い目に遭うのも、立派な学びです。


致命的でなければ、1度すっからかんになるのも悪くありません。


長い目で見ると、安い授業料です。


人生の早い段階でお金に関してトラウマになるくらいの経験を持つことは、先々での武器になります。


今までの人生でいかに身銭を切ってきたかということがあなたの武器の力を決めます。


身銭を切ることは、痛みを伴う行為です。


しかし、痛みを伴ったものでなければ本物の学びにはなりません。


自分に入った刺青を見ると、当時の痛みを思い出すことがあります。


それと同時に、刺青に込めた思いも蘇ります。


同じように、痛みを代償に得た学びは永遠に忘れません。



あらゆる快感は、痛みから始まるのです。