紹介 | ko-to-ba

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人は発するコトバ通りの人生を歩む。

やたらと人を紹介したがる人がいます。


本人は善意からやっているつもりです。


自分とは違うレベルの世界に住んでいる相手と接点を持つために、紹介が有効な場合も多々あります。


紹介なしで無理に目上の人に近づこうとすると、圧倒的多数の内の1人として見なされて終了してしまうからです。


アイドルの握手会で連絡先を聞こうとするようなものです。


もちろん、それでは出逢いとして成立しないどころか相手のブラックリスト入りしてしまいます。


しかし、紹介といっても、される人からすると迷惑な場合が多々あります。


紹介者のレベルが出逢いにふさわしくない場合です。


紹介の質というのは、紹介者のレベルによって決まります。


紹介者のレベルが中途半端だと、紹介された相手はあなたを軽く見ます。


結果、鏡のようにあなたも相手を軽く見ることになるので、長期的な関係へとは発展しません。


逆に、相手もあなたも尊敬している人が間に入れば、お互いに敬意をベースとした付き合いが始まります。


紹介は、この状態においてのみ成立するのです。


そもそも、それぞれの分野で力をつけさえすれば、出逢うべき人同士は必ず引き寄せられます。


力をつけていくと、向こうから声をかけてもらえるチャンスも生まれます。


もちろん、自信があればあなたからアプローチするのもありです。


紹介は、出逢いにおける例外だと考えるくらいでちょうどいいのです。



コツコツと実力を蓄えていくことは、人生の楽しみの1つです。