被害者意識を持ってしまうことがあります。
『あの人があのときあんな行動に出たから私はこんな目にあった』
『あの人があのときあんなことを言うから私はこんな思いをしている』
つい『相手が悪いんだから仕方ないでしょ!』と考えてしまいがちです。
しかし、本来は起こった出来事に良い悪いなんてありません。
どんな酷い行動をとられようがどんな酷い事を言われようが、それを酷いと判断しているのはあなたです。
あなたが意味づけをして、あなたがそこから感情を創り出しています。
他人の言動に一喜一憂するということは、他人に自分をコントロールされているということです。
他人が主体の人生です。
そんなのはたまったものではありません。
人生の醍醐味は、自分主体で生きられるということです。
自分が小説の中の主人公として生きることができるのです。
何を感じるかというのは、周りの人や環境に左右されるものではないのです。
あなたの得た感情は、自分の思考パターンというフィルターを通した結果です。
パターンというのは、クセです。
すぐに被害者意識を持ってしまうのも、思考のクセなのです。
しかし、クセであるからには必ず治ります。
フィルターを交換することができれば、新しいクセを手に入れることができるのです。
新しいフィルターを手に入れるためには、喜怒哀楽を激しくすることです。
そのための近道は、たくさんの人やモノに触れることです。