私たちは誰でも、人生という映画の中の主人公です。
毎日、ぶっ続けでストーリーが展開されていきます。
幸せなことも起こります。
辛いことは、もっとたくさん起こっているように感じられます。
それでいいのです。
興味をそそられてしまう映画や本は、どんなストーリーだったかを思い出してみましょう。
主人公はエリート街道まっしぐらでポンポン出世して、結婚して子供も生まれ、何不自由なく順風に過ぎていきました。
そんな決まりきったアップダウンのないストーリーは、お金を払ってまで見たいとは思いません。
しかし、不思議なことにつまらない映画を完成させようと必死になっている人がたくさんいるのです。
おもしろいストーリーの共通点は、主人公が1度どん底を経験しているところです。
場合によっては、一度天国を味わってからのどん底です。
それは、正に地獄そのものです。
ただし、あなたの人生を傑作へと導くためには絶対に避けては通ることのできない経験なのです。
辛いことは、すべて自分の人生という作品のネタになります。
しんどいことが起こったときは、こっそりにやけるくらいでちょうどいいのです。