雲の上を走りましょう。
多くの人は、誰かが敷いたレールの上を踏み外さないようにお行儀良く走っています。
そこでは、周りのみんなが選択するコースであるという安心感のある一方、究極、完走できる人は1人だけです。
その他の人は、見事なまでに全員脱落してしまいます。
また、圧倒的多数の人はその事実に気づくことすらできず、既存のレール上で一生を終えることになります。
自分が歩みを進めているコースが正しいものとして、誰も疑うことを知りません。
もちろん、そんなことは学校で教えてもらえなかったので仕方がありません。
メリーゴーランドが反時計周りに進むのはなぜでしょうか?
その理由を知ることなく、私たちは決まりきったルートで回転を繰り返します。
似たようなものが、世の中の至る所に存在するのです。
私たちは、世間というアトラクションの上で踊らされています。
誰もが、大雨や強風といった周囲の影響を受ける環境で『仕方ないよ』と過酷な競争を繰り広げます。
一度、雲の上を覗いてみましょう。
そこは、いつだって快晴なのです。