『なんであんなに不幸なことが起こったのだろう』
『あんなコトが降りかからなければ、私の人生はもっと良くなっていたのに・・・』
出来事そのものは、不幸でも幸福でもなんでもありません。
不幸なものにするか幸福なものにするか、それは100%あなた自身が決定しています。
出来事自体は、いつだってニュートラルなのです。
±0です。
起こった出来事は、残念ながら無かったことにすることはできません。
しかし、その出来事への意味付けは自由に行うことができます。
過去に1度意味付けたものであっても、無限に変更が可能です。
これには例外がありません。
そうとわかれば、自分にとって良い意味付けをしない理由がありません。
『あの時リストラされたから・・・独立して成功できたんだよな。じゃなければビビッて一生準備中で終わってたよ』
『あの時の失恋があったから・・・今、キミとこうやっていられるんだよね』
どのような意味付けを行うのかは、あなた次第です。
ここに、ひとつの例があります。
某研究者は、殺人犯の息子2人の追跡調査をしました。
父親が殺人犯となってから、彼らは離れ離れで暮らすこととなりました。
そこから、お互いの状況について彼らは知る由もない状態となります。
数十年後。
一方はビジネスで大成功を収め、大金持ちになっていました。
大成功者です。
一方は父親の後を追うように、殺人犯となっていました。
2度と娑婆には出られない状況です。
一方では、オフィスの一室でインタビューが行われました。
『なぜ成功ができたのですか?』
一方では、刑務所にてインタビューが行われました。
『なぜ殺人を犯したのですか?』
彼らは答えました。
【あんな父親だったからさ】
『父親があんなんだったら、これ以外の人生を歩みようがないよ』
意味付けは、あなたが決めるのです。