昨日、小学生のジュニア選手権大会がありました。

 

勝った子もいれば、負けた子もいました。

 

目標を達成できた子もいれば、届かなかった子もいました。

 

大会が終わると、いろいろな言葉が聞こえてきます。

 

「相手が強かった」

 

「組み合わせが厳しかった」

 

「今日は調子が悪かった」

 

「緊張してしまった」

 

もちろん、それも事実かもしれません。

 

でも私は、大会が終わった後に一番考えてほしいことがあります。

 

それは、

 

「次に勝つために、自分が変えられることは何だろう?」

 

ということです。

 

相手は変えられない

次の大会で誰と対戦するのかは分かりません。

 

相手の強さも変えられません。

 

組み合わせも自分では決められません。

 

体育館の環境も、

 

シャトルも、

 

大会当日の状況も、

 

自分の思い通りにはならないことがあります。

 

でも、

 

自分の練習は変えられる。

 

身体は鍛えられる。

 

技術は磨ける。

 

準備の仕方も変えられる。

 

生活も変えられる。

 

考え方も変えられる。

 

だから私は、

 

変えられないものに時間を使うより、変えられるものに力を使ってほしい

 

と思っています。

 

「惜しかった」は、まだ結果ではない

昨日も、競った試合がたくさんありました。

 

ファイナルゲーム。

 

あと2点。

 

あと一本。

 

確かに惜しい。

 

でも、北信越や全国を目指しているのであれば、その一本を取る必要があります。

 

そこで、

 

「惜しかったから仕方ない」

 

で終わるのか。

 

それとも、

 

「なぜ、あと一本を取れなかったんだろう」

 

と考えるのか。

 

ここで、その後の成長は大きく変わると思います。

 

負けた自分を見るのは、気持ちのいいことではない

自分の足りなかったところを見ることは、楽しいことではありません。

 

認めたくないこともあります。

 

もっと体力が必要だった。

 

もっと練習が必要だった。

 

苦手なことから逃げていた。

 

試合になると足が止まった。

 

大事な場面で攻められなかった。

 

普段の練習への向き合い方が足りなかった。

 

そこに向き合うのは、少し苦しいことです。

 

だから、人はつい外に理由を探したくなります。

 

でも、

 

自分に原因を探すことは、自分を責めることではありません。

 

私はむしろ、

 

「自分で変えられる可能性を探すこと」

 

だと思っています。

 

「できなかった」を「できるようにする」

大会でできなかったことが見つかった。

 

それは悪いことではありません。

 

次に何を練習すればいいのかが分かったということでもあります。

 

レシーブができなかった。

 

では、練習する。

 

終盤で足が止まった。

 

では、身体をつくる。

 

緊張すると消極的になった。

 

では、普段のゲーム練習から競った場面を想定する。

 

サーブが浮いた。

 

では、毎日少しずつでも練習する。

 

こうやって、

 

試合で見つかった課題を、日常の行動に戻す。

 

そこまでやって、初めて大会の経験が自分のものになります。

 

大会は「答え合わせ」

私は、大会はある意味、

 

普段の取り組みの答え合わせ

 

だと思っています。

 

何ができるようになったのか。

 

何がまだ足りないのか。

 

自分の現在地はどこなのか。

 

それを教えてくれます。

 

だから、負けること自体が問題なのではありません。

 

本当にもったいないのは、

 

負けたのに何も変わらないこと。

 

です。

 

同じ練習。

 

同じ意識。

 

同じ生活。

 

そして次の大会でも、また同じ負け方をする。

 

それでは、せっかくの経験が生かされません。

 

8月の経験を、9月の行動へ

この夏、子どもたちはたくさんの経験をしました。

 

勝ったこと。

 

負けたこと。

 

嬉しかったこと。

 

悔しかったこと。

 

全国を経験した子。

 

北信越を経験した子。

 

初めて大会に出た子。

 

それぞれ違います。

 

でも大切なのは、経験の大きさではありません。

 

その経験の後に、自分の何を変えたのか。

 

明日から9月です。

 

夏にできなかったことを、一つ変える。

 

今まで避けていたことに、一つ取り組む。

 

練習への向き合い方を、一つ変える。

 

その小さな変化から始めればいいと思います。

 

負けた理由を探して終わるのではなく、

 

「次に勝つために、自分は何を変える?」

 

大会が終わった後に、この問いを自分自身にできる選手は強くなっていくと思います。

 

結果は昨日のもの。

 

でも、

 

昨日の結果を、明日の成長に変えることはできます。

 

9月から、またそれぞれの目標に向かって積み重ねていきたいと思います。