ABC全国大会が終わりました。

 

結果は、ベスト32。

 

もちろん、もっと上を目指して福岡に来ました。

 

だから、この結果に満足しているわけではありません。

 

悔しいです。

 

でも今回、初めて全国大会のシングルスという舞台に立ったことで、とても大きな経験をすることができました。

 

それは、

 

「実力があること」と「その実力を本番で出せること」は違う

 

ということです。

 

普段の練習ではできている。

 

これまでの試合でもできている。

 

技術的には十分戦える。

 

それでも「全国大会」という舞台に立った瞬間、いつもとは違う緊張がやってきます。

 

身体が硬くなる。

 

足が思うように動かない。

 

判断が少し遅れる。

 

いつもなら思い切って打てる球を、安全に入れようとしてしまう。

 

本人も、

 

「いつもと違う」

 

と分かっている。

 

でも、なかなか戻せない。

 

これが全国大会なのだと思います。

 

そして、これも経験しなければ分からないことです。

 

全国大会で緊張する選手に、

 

「いつも通りやればいい」

 

と言うのは簡単です。

 

でも、その「いつも通り」ができないのが本番です。

 

だからこそ、今回の経験には大きな意味があります。

 

全国大会の体育館。

 

独特の雰囲気。

 

全国から集まった選手たち。

 

試合前の緊張。

 

コートに入った時の感覚。

 

そして、思うように力を出せなかった悔しさ。

 

全部、次に生かすことができます。

 

私は今回の結果を、

 

「ベスト32だった」

 

だけで終わらせたくありません。

 

なぜ力を出し切れなかったのか。

 

どうすれば、あの舞台でも普段と同じように戦えるのか。

 

そこまで考えて、初めてこの全国大会が次につながります。

 

技術だけではありません。

 

身体の準備。

 

心の準備。

 

試合への入り方。

 

緊張した時の戻し方。

 

全国大会で勝つためには、こうした力も含めて「実力」なのだと改めて感じました。

 

悔しい結果でした。

 

でも、

 

悔しいと思えるということは、まだ先を見ているということ。

 

今回知ることができた全国の舞台を、次は「特別な場所」にしない。

 

そこで自分の力を普通に出せる選手になる。

 

そのために、またここからです。

 

ABC全国大会ベスト32。

 

この結果をゴールではなく、次の成長のスタートにしたいと思います。