大会が終わると、私たちは結果に目が向きがちです。
優勝した。
負けてしまった。
目標に届かなかった。
もちろん、それらは大切な事実です。
しかし、本当に大切なのは、その結果をどう受け止めるかではないでしょうか。
私は、成長する選手には一つの共通点があると感じています。
それは、振り返りが具体的であることです。
「今日はダメだった。」
で終わるのではありません。
「サーブレシーブで相手に先手を取られた。」
「2ゲーム目に足が止まった。」
「焦ってネットミスが増えた。」
そんなふうに、自分のプレーを具体的に見つめています。
すると、次に取り組む課題が見えてきます。
課題が見えれば、練習が変わります。
練習が変われば、プレーが変わります。
そして、その積み重ねが結果を変えていきます。
これはスポーツだけの話ではありません。
仕事でも、人間関係でも同じです。
うまくいかなかった時に、「自分はダメだ」と終わらせるのか。
「次は何を変えよう」と考えるのか。
その違いが、数年後には大きな差になります。
私は子どもたちに、失敗を責めるのではなく、失敗から学ぶ姿勢を身につけてほしいと思っています。
振り返ることは、過去にとらわれることではありません。
未来をより良くするために、過去から学ぶことです。
だから私は、大会が終わった後こそ、大切な時間だと考えています。
結果は一日で終わります。
しかし、その結果から得た学びは、一生の財産になります。
これから北信越大会へ向かう選手も、新しい目標へ進む選手も、それぞれが今回の経験を力に変え、自分らしく成長していってほしいと願っています。
私も指導者として、結果だけを見るのではなく、一人ひとりがどんな学びを得たのかを大切にしながら、これからも子どもたちと歩んでいきたいと思います。